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PROJECT 01

太陽の鐘

「太陽の会」の第一弾プロジェクトとなるのが岡本太郎氏による作品「太陽の鐘」の寄贈です。そこには、「前橋という大地に眠る市民という種に太陽のようなエネルギーを注ぎ、新たな“いのち”として芽吹かせる。」という強い思いが込められています。

どんなデザイン?

岡本太郎作品との親和性や、前橋文学館やアーツ前橋といった文化的な施設が集積するエリアであり、回遊性の向上が期待できることなどを総合的に検討し、設置箇所は広瀬川河畔の右岸・諏訪橋下流付近に決まりました。世界的建築家である藤本壮介氏により、周辺のランドスケープ及び鐘を撞く24mの棒が新たにデザインされ、前橋市のビジョンである「めぶく。」を体現する新たなシンボルになることが期待されています。

太陽の鐘ってなに?

「太陽の鐘」は、日本が誇る世界的芸術家、岡本太郎氏により1966年に制作されました。日本通運(株)が静岡県内に開設したレジャー施設「日通伊豆富士見ランド」に1999年まで設置されており、閉園後は同社が保存し、人目に触れずに眠っていたものです。直径約1.2m、高さ2.4mの鐘と、鐘を吊るす高さ・幅約7メートルの台が一体となった作品です。

どうして前橋に?

「前橋の大地における芽吹きのシンボル」を探していた太陽の会が、自身も前橋市出身であり、(株)ほぼ日代表である糸井重里氏を通じて、太陽の鐘の存在を知り、今回の寄贈へと至りました。2017年5月9日には記者発表会が行われ、寄贈元である日本通運(株)や寄贈先である前橋市はもとより、岡本太郎記念館館長・平野暁臣氏、そして移設先のデザインを担う建築家・藤本壮介氏と、太陽の会を代表して(株)ジンズ代表取締役社長の田中仁氏が出席。全国的に大きな注目を集めました。

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